●予材管理
目標の2倍の材料をあらかじめ積み上げ、最低でも目標を達成するマネジメント手法。
●予材
営業の予定材料。予材には3種類ある。
●見込み
具体的なお客様・マーケットから確実に数字を見込める予材。「見込み」に設定した予材は、原則「100%実績に繋がること」が前提。
●仕掛り
具体的なお客様に対し、見積もりや提案書を出し、受注に向け動き出している予材。一般的な案件、商談にあたる。お客様の顕在的なニーズが発生しており、提案する商品が決まっている、お客様が興味・関心を抱いてくれている状態も「仕掛り」になる。
●白地
お客様のポテンシャル(予材ポテンシャル)があり、今期チャレンジしたいがお客様はまだ認識していない予材。まだ具体的な提案をしておらず、営業が立てた仮説。
●予材ポテンシャル
将来的に自社が取引できる可能性がある予材の総量。
●案件(商談)管理
すでに発生している案件・商談を見える化して管理すること。
●予材コンバージョン率
「白地」から「仕掛り」へ、「仕掛り」から「見込み」への推移をあらわす数字。
●予材資産
「予材ポテンシャル」のあるお客様のうち、まだ取引はないが、当社の強みや商品の魅力について認識している相手先のこと。「見込み」「仕掛り」「白地」が今期の数字を構成する予材であるのに対し、予材資産は今期に縛られない「中長期的な予材」である。
●種まき(ソーイング)
お客様を見るける活動。「予材ポテンシャルのあるお客様」「予材になる可能性があるお客様」と最初にコンタクトを取るプロセスのこと。
●水まき(ウォータリング)
一度接触したお客様(データベース化したお客様)に対して、繰り返し接触すること。
●収穫(ハーベスト)
いわゆる具体的な商談。
●拡張(エクスパンション)
取引先(既存顧客)からさらに新しい商談・リピートオーダーを貰えるように信頼を拡張すること。
●予材ポテンシャル分析
お客様の規模や状況から、仮説を立てポテンシャルを分析すること。中長期的な視点で予材資産の形成をおこなうために分析を行う。
●適正予材個数
営業1人あたりの適正な予材量。業種にもよるが、「50個」が目安。
●適正予材単価
予材1つあたりの適正単価。商材ありきではなく、営業目標から逆算で算出する。
●適正予材規模
今期、積み上げる予材の総予材量。基本的には「2倍」とする。
●適正予材コンバージョン率
積み上げた「仕掛り」「白地」のうち、受注まで移行できた予材の割合のこと。
●戦略予材
中長期的な目標を実現するための予材のこと。
●予材管理5つ道具
1.予材ポテンシャル分析シート 2.KPIカウントシート 3.予材配線図 4.予材管理シート 5.予材管理ダッシュボード の5つのツールを指す。