予材管理の現場から 予材管理ブログ

営業・お客様の「断捨離」基準


予材管理クラウドサポートスタッフの北村です。

先日、一大決心をし、服の断捨離を行いました。
私は服が好きでよく購入するのですが、ついに収納しきれなくなったのです。

実は今までにも何度か服の断捨離は試みたのですが、結局あまり捨てられず失敗に終わっていました。
そこで、その原因を考えてみたところ、明確な判断基準を決めずに、その時の感情や感覚で捨てるか否かの判断をしていたことに気づきました。

主観で判断するといつまで経っても捨てられない…

「この服、去年着なかったんだよな…でもまた着るかもしれないし…」
「もう年齢的に着れないけど、お気に入りだったし…」
「また流行がくるかもしれないし…」

なぜ残すのか、捨てるのか、判断基準が無かったため、少しでも愛着があると捨てられず、
かといって残しても結局着ない服が大半。
着ない服がクローゼットにあるせいで、今主力となっている新しい服が入らない…といった最悪の状況が生まれていたのです。

そこで、今回は断捨離に取り掛かる前に「今、着たいと思うか否か」という判断基準を定め、それ以外の無駄な感情や感覚は一切排除することにしました。

「この服好きだったけど…今友達と出かける時に着たいかな…。着ない!捨てる!!」といった具合です。

すると、45リットルのごみ袋5袋分の服を捨てることに見事成功し、無事に新しい服を収納することができました。
判断基準を定めるだけでこんなにも変わるのかとここ最近で1番実感した体験です。

営業活動も「判断基準」が大切

予材管理でも、予材を代謝させていく際の判断基準を定めておくことはとても大切です。
予材は積み上げたら終わりではありません。

営業活動をしていく中で可能性が低いと感じた予材は削除し、新たな予材を積み上げる必要があります。

しかし、予材の代謝に対する判断基準を定めずに営業活動を行うと、営業パーソンの感情や感覚値で代謝を判断してしまうため、本来削除すべき予材が予材管理シートに残ってしまうのです。

そうならないためにも、どのような情報、条件が得られれば予材として残すのか、どれくらいの期間予材が進展しなかったら削除対象とするのかなど予材を代謝させる上での判断基準を明確にし、削除すべき予材がいつまでも予材管理シートに残らないようにすることが大切です。

判断基準が明確になることによって、時間軸を持って営業活動をすることができ、得るべき情報、考えるべきこともより明確になってきます。

みなさまも代謝の判断基準を明確にし、予材の断捨離を行ってみて下さい。
私が今回捨てられた服の量に驚いたように、削除すべき予材の多さにびっくりするかもしれません。