コンサルタントの山本なつみです。
先日、居酒屋で食事をしていたときのこと。
隣の席から、サラリーマン達の声が聞こえてきました。
「お前の営業エリアいいよな。大きい顧客多いし。今期、もう目標達成だろ?」
「あぁ、本当ラッキー。昨日も問い合わせがきて受注したよ。」
「俺の担当エリア、規模が小さい会社ばっかりで今期達成はきついよ」
「そうだよなぁ・・・」
「これで評価されるのって不公平だよな」
営業担当者たちが、自分の担当エリアについて話していました。
(エリアは関係ない、達成する人はどこでも達成しますよ・・・)と思いつつ、帰り道も気になっていました。
余計なお世話ですが、もし、営業エリアに恵まれた彼が結果を出しても、その後が大変だろうなと考えてしまうのです。
実際に私はコンサル現場にいきますが、結果がでている営業パーソンをみても、本当に営業力がある人なのか、たまたま運がよくて結果が出ている人なのか、一発で見抜きます。
なぜ、それが分かるのでしょうか?
営業の実力が丸裸になる1枚のシート
それは、予材管理シートをつかって予材(※営業材料)を書いてもらえばすぐに分かります。
結果を出す人は「白地」がしっかり描けます。
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どのお客様に、どの商材を、いつ、いくらで売るのか、なぜその商材を売るのか、次どういう営業活動を行うのかが明確です。
会話をするだけで分かりますが、予材管理シートに書いてもらえば誰が見てもわかります。
白地が書ける=自分で「考えて」営業をする人であり、「結果を出す」営業パーソンです。
目標から逆算し、どこに営業へ行き、誰と会って、何をすればいいかを理解しています。
白地が書けない=自分で「考える」ことをせずに、営業で結果が出ている人は、偶然にも「売れちゃった」が発生します。
お客様に恵まれ、たまたま契約がとれたり、商品力で受注している仕事の仕方をしていると、市場の変化が起きたときに対応できません。
結果を出す営業パーソンになるために、まずは「白地」を考えることからはじめてみてはいかがでしょうか。
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