予材管理の現場から 予材管理ブログ

戦いの跡がみえる予材管理シート


予材管理クラウドサポートスタッフの村瀬です。

最近、改めて感じたことがあります。
それは、
「予材管理を運用できていない人の予材管理シートを記入するのはとてもラクだけれども、できている人の予材管理シートを作成するのは、なんて大変なんだ!」
ということです。

先日、弊社代表の横山信弘の予材管理DVDが発売になりました。

こちらのDVDでは、予材管理を運用していくための解説に加えて、「予材管理クラウド」を活用して、マネジャーがどのように部下指導をしていけばよいか、についても解説することになり、予材管理クラウドをご紹介するためのデモ画面を作成することになりました。

予材管理ダイレクト支援を行う中でたくさんの予材管理シートを見てきた私は、すぐに完成させられるだろうと軽い気持ちで、デモ画面の作成を引き受けました。

作成方針はすぐに決まりました。

予材管理を運用できている人、まあできてる人、できていない人の3人分の予材管理シート、KPIカウントシート画面を作成することにしました。

それを見比べながら、マネジャーが予材管理クラウドのどこを見て、どう指導していけばよいかの話をしてもらえば、DVDを見てくださっている方にとっても、予材管理クラウドの機能だけでなく、予材管理を運用していくことをイメージがしやすいだろうと考えたからです。

誰の予材管理シートが一番ラク?

予材管理を運用できていない人の予材管理クラウドの作成は簡単でした。
適当に「予材名」と「金額」を入力して、おしまい。
予材の件数も20件も登録していれば十分だし、「次回活動予定日」も一律来月末でいいや!
あっという間に完成です。

ところが、予材管理をしっかり運用し、成果をだしている人の予材管理シートはそうはいきません。
「売上予定月」や「予材単価」も考慮に入れて、最低でも目標予算の2倍の予材を積み上げなければいけません。

さらに、「選定理由」、「アクションプラン」は論理的に記載、KPIカウントシートには、会うべき人をすべて登録して、定期的に接触済みフラグを立てる・・・

予想以上に時間がかかってしまい、弊社の眞保にも手伝ってもらってようやく完成させることができました。

営業パーソンの戦いの痕が見えるシート

良いデモ画面ができたと満足しながら、改めて予材管理で成果を出している方々の実際のクラウドを見てみると、いくらか物足りない記載部分はあるものの、白地を何度も修正した跡や、見込みの案件に仕掛・白地だったころの名残などが残っているなど、年月の蓄積を感じさせる予材管理シートがたくさんありました。

「どんなに『理想の予材管理シート』を書き上げたとしても、実際に悪戦苦闘している営業の皆さんの予材管理シートには、かなわない」
そんなことを改めて感じたデモ画面の作成でした。

参考:予材管理パーフェクトDVDの詳細はこちら