予材管理クラウドサポートスタッフの眞保です。
昨年の12月に横山の本、『最強の経営を実現する「予材管理のすべて」』が発売されました。
皆さんは読まれましたか。
参考書のように分かりやすく予材管理に関して書かれています。
見た目は黒ベースの表紙で、とてもスタイリッシュなデザインです。
街中や電車でこの本を持っているだけでも、とってもオシャレに見えます。
この本の中で、目標達成ラインに対する考え方として「達成主義」と「完璧主義」という考え方が出てきます。
この「達成主義」と「完璧主義」のそれぞれの考え方について、本ではこのように説明されていました。
「達成主義」と「完璧主義」の違い
「完璧主義」は文字通り、「完璧をめざす」考え方です。
目標を天井だと考え、その目標を目指す発想をします。
70点で合格する資格試験では、70点ちょうどを目指すのが「完璧主義」です。
いっぽう、「達成主義」は、「目標は最低でも達成できればいい」という発想です。
「達成主義者」にとっての目標は、単なる「合格点」「通過点」にすぎません。
「めざす」ものではなく、「通過する」ものだからです。
これを読んで、陸上で100M走のタイム測定をした時に、学生時代、先生に言われた言葉を思い出しました。
「ゴールは走り抜けろ」ということです。
100Mのゴールでピタッと速度を落とすのではなく、ゴールの先を目指して走り抜けろということです。
100M地点がゴールだと思っていると、知らず知らずのうちに、そこでスピードが落ちてしまい、良いタイムが出ないからなのだそうです。
それを聞いてから、私はゴールの先を目指し、がむしゃらに走るようにしています。
予材管理は、この「目標を目指すものではなく、通過する」という考え方なのですね。
100M走と予材管理の共通点を見つけることができました。
皆さんはゴールの先を目指して、走り切れていますか?