予材管理クラウドサポートスタッフの北村です。
私は大学時代、ケーキ屋さんでアルバイトをしていました。
私の仕事は、ケーキやお菓子の販売、お菓子作りの簡単なお手伝い、お菓子のラッピング、商品POPの作成などです。
どのお仕事も本当に楽しく、それに加え、たまにいただけるケーキが美味しくて幸せで、
私は大学4年間ずっと同じケーキ屋さんでアルバイトをしていました。
ただ1点、このアルバイトでいつも悩んでいたのは、シフトの希望を出すことです。
そのケーキ屋さんではアルバイトのシフトは1ヵ月分を前月末に決めていたため、アルバイトは翌月1ヵ月分のシフト希望を考える必要があったのです。
稼ぎたい金額から「逆算」してシフトを考える
私がシフトの希望を考える際は、
「来月は●万円稼ぎたいな…。そうなってくると1日●時間入ったとして、●円だから、●日くらいシフトを入れないと無理だな…。」
といった具合に、稼ぎたい目標金額から逆算をしてシフトを考えていました。
当然お店の都合によっては、希望を出しても「この日は入らなくて大丈夫!」となることもあるので、それも見越して計画を立てる必要があります。
シフトを入れすぎてしまうと、今度は友達と遊ぶ時間がなくなってしまうので、私は毎月、考えに考え抜いて希望を提出していました。
アルバイト経験がある方であれば、同じように考えシフトを出した経験があるのではないでしょうか。
例えば、旅行に行く予定があれば、「それまでに●万円稼ぎたいから…」とアルバイトに入る日数等の計画を立てていたのではないかと思います。
その際、私たちは自然と目標から逆算をして、「最低でも必要な金額は稼げるように」シフト(行動計画)を考えていました。
つまり、「最低でも目標を達成させる」ために考え行動していたのです。
なぜそれが自然に出来ていたのか?
仕事をした分だけがお給料になるアルバイトでは、逆算して計画を立てなければ、目標金額分を稼ぐことが出来ないからです。
目標金額分稼ぐことが出来なければ、旅行にも行けません。適当にシフト(行動計画)を立てていては、必要分稼ぐことが出来ないリスクが高いのです。
「あたりまえ」といえば、「あたりまえ」のことです。
社会人が「逆算」して行動できない理由
では、社会に出て就職をした途端、なぜ目標から逆算して行動計画を立てられなくなってしまう人が増えるのか…。
私は予材管理ダイレクト支援を担当しています。
その支援の一つとして、月初に実施しているのが、「KPIカウントシート」のチェックです。目的は先月の行動結果と今月の行動計画の確認です。
予材管理は中長期的に営業活動を考えていくので、「今月いくら稼ぎたいのか」というアルバイトの考え方とは少し異なりますが、「最低でも目標を達成できるように、期限から逆算をして行動計画を立てていく」という点では同じです。
しかし、支援をしていると当月が既にスタートしているにも関わらず、全く予定を立てていない営業パーソンがいます。
行動計画を立てずに活動をしていては、計画的に目標を達成することはできません。
加えて「前月の実績を入力していない」という方もいらっしゃるのです。
そうなると、1ヵ月の活動の振り返りをしないまま、新しい月をスタートさせていることになります。
営業パーソンの行動計画に対する「あたりまえ」の基準がどれくらいなのか、それが顕著に表れるのが月初のKPIカウントシートです。
今、読んでいてドキっとしたあなた!
今すぐにKPIカウントシートを開いて入力してくださいね!