予材管理の現場から 予材管理ブログ

心を鬼にしてお伝えする理由

私は「予材管理ダイレクト支援」を担当しています。私はたくさんの営業パーソンの方とお話ができるこの支援担当になれ本当に嬉しく思っています!

「予材管理ダイレクト支援」では、まず「予材管理クラウド」を介し、担当する営業パーソンの予材状況、営業活動状態を整理、分析します。そして、それをもとに、営業パーソンに電話やメールでフォローをしていきます。

予材管理ダイレクト支援では予材管理クラウドに正しく事実情報を入力できていなければ、その点をご指摘し、入力指導を行います。
また、営業活動の事実情報から問題箇所を指摘し、状態改善のためにサポートもしていきます。

そのため、営業パーソンからすると耳が痛いお電話内容になることもしばしば…。営業パーソンによっては、とても嫌そうにお電話に出る方や、ちょっぴり反抗される方も正直、いらっしゃいます。

しかし、だからといって優しく指摘をしたり、お伝えしないということはありません。
なぜなら、予材管理を機能させ、再現性のある目標達成を手に入れていただきたいからです。

私が心を鬼にする理由

以前、弊社代表の横山が私に話してくれたことがあります。私が支援をする際、いつもその話を思い出しては、パワーに変えているお話です。

そのお話はある看護師さんと患者さんのお話だったのですが、ここではそのお話をもとに質問形式に変えてお伝えしてみることにします。

あなたは看護師です。ある日、足の大手術をした患者さんがいました。その患者さんは術後すぐにリハビリをしなければ、一生歩けなくなってしまいます。

あなたはそれが分かっていたので、術後すぐにリハビリを開始させようとしました。しかし、術後の激痛に苦しむ患者さんはリハビリを嫌がります。
術後なので、確かに激痛です。あなたはそれも分かっています。患者さんは「この看護師は患者が激痛で苦しんでいるのに、なんてひどいんだ」と怒っています。

それでもあなたはリハビリをさせようとしますが、今度は反抗されてしまいました。
この時、あなたはどうしますか?

「こんなに痛がっているのにリハビリをさせたらかわいそうだ」と、リハビリをしないことを許すでしょうか?
今リハビリをしなければその人が一生歩けなくなってしまうと分かっていても、リハビリをしなくていいよ!と言うでしょうか…。

横山が話してくれた話の看護師さんは、どんなに患者が抵抗し続けて無理やりリハビリをさせたそうです。

その結果、歩けるようになりました。

その時はじめて患者は医師から、「あのときリハビリをしていなかったら一生歩けなくなっていた」と言われたそうです。

同調だけでは、目標は達成できません

私も支援させていただいている企業様とは業界は違いますが、私もずっと営業に従事してきたので、お電話口の営業パーソンの気持ちが痛いほど分かる時もあります。

部下を持ちながら営業活動もしていたので、マネジャーの方のお気持ちも少しは分かります。

しかし、だからといって「うんうん、仕方ないよね」としてしまったら、予材管理を機能させられないこと、そして営業パーソンや管理職の方が後々苦しむことを私は知っているのです。

ですので、私たち予材管理クラウドサポートスタッフは心を鬼にしてお伝えしています!予材管理を導入して下さった大切な企業様だからこそ。