皆さんこんにちは!クラウドサポートスタッフの眞保です。
私の家族は歴史が好きです。家族旅行といえば、古墳や遺跡、歴史的な建物を訪問するということが多かった記憶があります。日常会話でも、よく歴史の話題になります。
両親には大変申し訳ないのですが、小学生のころは、歴史にあまり興味がなく、同級生が旅行でディズニーランドに行ったという話をしていると羨ましく思っていました。
今となっては、貴重な経験をさせてくれたと両親には本当に感謝しています。
「什の掟」と「絶対達成」の共通点
歴史の面白さは、当時の人物の生き様を知り、それを自分の教訓にするができることだと私は考えています。何百年も前の人が、何を考え、どんな人生を歩んできたかというのは、現代の生き方にも通じることがあると思います。
私が好きな歴史のエピソードの1つに、会津藩の話があります。会津藩には、「什の掟」という教えがありました。
6歳から9歳までの幼い子どもたちは、町内のグループ である「什」に入り、藩士としての心得を繰り返し教え込まれたそうです。
「什の掟」とは
一、年長者の言うことに背いてはなりませぬ
一、年長者にお辞儀をしなければなりませぬ
一、虚言を言うことはなりませぬ
一、卑怯な振る舞いをしてはなりなせぬ
一、弱いものをいじめてはなりませぬ
一、戸外で物を食べてはなりませぬ
一、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ
という7項目からなり、
最後に「ならぬものは、ならぬものです」という言葉で結ばれています。
この最後の「ならぬものは、ならぬものです」という言葉に、私は強い衝撃を受けました。
わずか6歳から9歳の子供が「ならぬものは、ならぬものです」という「ダメなものはダメ」という心構えを持ち、「会津武士の子はこうあるべきだ。」と常に自分たちで考え、互いに約束し、励みあっていたそうです。
目標達成はあたりまえ!
「ならぬものは、ならぬものです」というのは、絶対達成の考え方と通じるところがあるなと感じました。
目標が達成しないことなどありえない、目標達成などあたりまえ、ということですよね。
そして、「会津武士の子はこうあるべきだ。」というのは、あるべき姿を常に、全員で共有しているということです。常にこの掟を唱えることで、行動に焦点があたります。
みなさんの会社では、「目標達成なんてあたりまえ」という空気はありますか?
使う言葉で、行動は変わってきます。そして、予材管理は組織文化そのものです。
予材管理がただしく組織にインストールされると、組織の文化が変わってきます。みなさんも、予材管理で「目標達成はあたりまえ」という組織を作っていきましょう!!