予材管理クラウドサポートスタッフの村瀬です。
先日、予材管理に関する社内の会議で、大いに反省する出来事がありました。
私が担当している予材管理クラウドダイレクト支援では、まず現在の営業状態を正しくタイムリーに予材管理シートに記載する事から始めます。
事実の記載がおろそかになっていると、現在の営業状態がブラックボックスになってしまい、経営陣やマネジャーが正しい判断や指示を下させなくなってしまうからです。
詳細はこちら「倒産しない会社の社長は、数字に強い」をご確認ください。
この入力指導に関する話題になったとき、私はこんな発言をしてしまいました。
「予材管理をする理由をもっと支援対象の方に伝えれば、もっと予材管理シートに記入してくれるんじゃないですか」と。
この私の発言、何が良くなかったか、わかりますか?
予材管理シートは記入するのが「あたりまえ」
横山からは丁寧な解説をしてもらいました。
曰く、
「予材管理シートを記載するのにモチベーションも理由も必要ないですよ。
これは会社として決めたルールなんだから、記入するのが当たり前でしょ?」
おっしゃる通り。。。
「予材管理シートに記入をするのは当然で理由なんて必要ない」
これは分かっていたつもりでした。
ですが、いざ現場で支援を行っていると、なかなか入力習慣が身につかない方に対して、こんなことを言えば入力してくれるんじゃないか、こう説得すればもっと入力してくれるんじゃないか、そのように考えてしまいがちだったのです。
けれでも、予材管理シートに記入をするということはできない理由のない行動です。
さらに、私たちの支援が入っているということは、会社の方針として、予材管理を行うと決め、投資までしているのです。
ですから、入力習慣が身につかない方にはこのように言うべきでした。
「会社が決めたルールには従わないということでしょうか?」
ですが、私は支援対象者から言い訳を聞くうちに心のぶれが出てきてしまっていて、それが先の発言につながったのではないかと大いに反省いたしました。
部下が予材管理シートを入力してくれない、正しく更新してくれない、そういう悩みを持つ人は多いと思います。
けれども、相手に調子を合わせることはぐっと我慢をして、「予材管理シートに入力するのは当たり前、何で入れないの?」そういう姿勢が必要なんだと改めて感じた出来事でした。
※予材管理シートへの入力習慣に関しては、この記事もおすすめです。
「あなたにとってやりたくないことは何ですか?」